【じゅうご】行方なき不安

不安でたまらない


何故か不安でたまらない


不安に思うようなことでない


それはそうだね


分かってるけど


自分が少しづつ狂っていくのを


感じるのだ


気のせいかもしれないけど


何となく、そんな気がする


漠然とした不安


愛の言葉も陳腐に沈みゆく


人とはちがう方向へと


歩いているのではなかろうか


自分が変わってしまうのは不安だ


いい方向へ歩けるのか


悪い方へと堕ちるのか


誰にも理解されることなく


1LDKで腐りゆくのか


不安に思うのはいつだって


自分のことなんだよな


そんな自分に腹が立つ


俺が俺を信じないでどうするんだと


そう思う


他の誰かのことは信じれるんだ


だからこそ、興味が薄れるのか


難しい言葉は知らないのに


何故か人には伝わらない


理解されないのが怖いと言いながら


理解されるような文章を書かない


ぶっ飛ばすぞ、矛盾だらけ


今日はやたらと空が青かった


気を抜けば、落ちていきそうな程に




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る