第15話 空の向こうには

窓から見える空に

心奪われ


息をのむ



1日中、こうやって

ねっころがって空を見ていたい

風に吹かれ

どこまでも

どこまでも


そっと、手を伸ばし

握りしめ

いらないものを、手放し

身体も、心も

手放していこう


はだかのままで

ありのままで

何もいらない


そう




空を見ていたいんだ

自由な空を

何もいらない

欲しくない



だから、あなたの側にいたい

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る