第2話 目を閉じれば

闇の中で見えたもの



一歩、また一歩

地面を踏みしめる足音だけが

辺りに響く

目を開けても、閉じても

同じ景色であれば

私は目を閉じて歩こう


いつもと違う感覚に心が少しだけ

弾む


あぁ、これが生きていると

いうことなのだろうか

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