第三百七十八話 帰宅


 取り敢えず遠藤達と別れ、私達はそのまま帰還する。

 

「ただいま……」

「何疲れてんのよ」

 

 お前らと初詣とか疲れるから今後一切やりたくないって事に気付いたって疲れ。

 てか姉さんいつの間に合流したんだ。

 

「というか短すぎじゃない?」

「撮れ高が無かったんだろ?」

 

 俺の初詣は大体屋台数軒回ってお祈りしたら終わりだな。By作者

 

「だと思った」

 

 だと思ったってなんだよ……。彼氏持ちだからって調子乗んなよ。By作者

 

「やだ。今まで虐げられてた分調子乗りまくる」

「私は今まで通り」

 

 お前はまた牢屋に来たいか? By作者

 

「何考えてんのよ変態」

 

 真面目な方でだぞ。By作者

 

「作者がマジで怒ってるの初めて見たかも知れねえ……」

 

※※※

 

「てか姉さんまた負けたの?」

「ええ」

「もうこれを機にカツアゲやめようぜ」

「は?」

 

 これは聞かないな。

 

「だって金が無くなっちゃうじゃん」

 

 こいつにバイトは無理だって事は三章で確定してるしどうしたもんか。

 

「ふっ、今流行りのあのバイトはどうだ?」

「そうだな。遠藤の店ならそれありそうな気がするから借りよう」

「何々!?」

「姉さん、実は次回から姉さんが得意そうなバイト先があるんだけどやってみるか?」

「いくら貰えるの?」

「一瞬で一億」

「一億!? 江代のより安いわね……」

 

 いや江代も江代でちゃんと苦労してると思うけど……。

 このバイトは苦労する必要がないからな。

 

「ふっ、動画配信者をしなくても済む日が来るかも知れないぞ」

「江代だってそういうくらいのバイトだ」

「ならアンタらがやれば良いじゃないの」

「それが姉さんにしか無理なのよ」

「どゆこと?」

「まあ理由は次回で良いか」

 

※※※

 

「それにしてもでかしたわ」

「お、おう」

「一瞬で一億円なら私達が大金持ちになるのも夢じゃないじゃない」

「そうだな。何ならそのバイト続けて養って欲しいくらいだ」

「嫌よ」

 

 言うと思ったけどまあ良いや。

 

「ふっ、楽しみだ」

「何か言った?」

「何も? 取り敢えず次回また遠藤の所行くから」

「また行く感じ? 遠藤の所でバイトしても一億なんて

「遠藤の機械を借りてするバイトだからな」

 

 それなのに著作権の心配がないし。

 

「凄いバイトね。著作権にも引っかからないとは」

「最近色んな有名人がこれを試してるとも言われてる」

 

 どこのとは言わないけど。

 

「中島〇人も?」

「それは色んな意味でヤバいからやってないと思うぞ」

 

 とんでもない所から答えが飛んできたな。

 勿論それが正解なわけがないが。

 

「取り敢えず今日はもう寝ようぜ」

「ふっ、そうだなモ〇ガナ」

 

 ペル〇ナとスマ〇ラネタ使いすぎたな。

 別のネタはないのか……。

 

 最近何も見てないからなあ。By作者

 

「同人誌で忙しいもんなお前」

 

 イエスアイアム。By作者

 

「私のネタパクるなよ」

 

 大丈夫スベってた。By作者

 

「うるせえよ」

 

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