第三百五話 ヨドコクエスト その一
てっててれてってってててててててててててててててててててっててってててててー♪(演奏) By初
「おい作者!」
なんだよ? By作者
「ド〇クエの序曲は著作権めんどいから使うなって言っただろ!」
じゃあこれは? By作者
ててんてんてんててん♪ てててててて♪ ててんてんてんててん♪ てん♪ ててんてんてんててん♪ てってってってててててててて♪
「何だっけこれ」
タイトルでよく流れてる奴。By作者
「あーあれか。で、私がサウンドを入れながら実況するゲームってこれか?」
そう。ヨドコクエスト。By作者
「おい江代が予約したⅪSを私にも買うって話じゃなかったのか!?」
知らない。By作者
「こんなゲームの実況なんてしたくないんだが」
やりなさい。By作者
「拒否権はないのな……」
ない。By作者
「じゃあ取り敢えず初めから」
『なまえを いれてください ****』
四文字しか入れられないのかよ。
「んじゃあ、『ハツ』で」
『「ヨドコ」 この名前でよろしいですか?』
名前選ばせた意味がない。
『→はい はい』
はいしかない。
『それでは ぼうけんをはじめます』
※※※
『その日は、勇者ヨドコが十七歳になる誕生日の事だった』
おー、スタートはドラクエⅢっぽいな。
でも姉さんの服装と頭のバンダナ的に……ビジュアルはⅧのパクリか。
街のヤクザ『な、何の用だ!?』
ヨドコ『金を貰いに来たわ』
街のヤクザ『ふざけんな! もうテメエらのせいで俺の金が!』
ヨドコ『いやあ私今日誕生日なんだけどね、午後に王様の城に行ってから旅に出るのよ。でも、どうせひのきのぼうしか貰え無さそうだからさ、百万G頂戴♡』
街のヤクザ『こ、これ以上お金を奪われてたまるか!』
『戦闘開始!』
ついに戦闘か。
『ヨドコ H:999 M:999 ゆ:99』
カンスト状態か……知ってた。
「取り敢えずメ〇ゾーマ……って勇者は覚えられない筈だろ」
ボタンを押す。しかし。
ヨドコ『あんな雑魚、こうげきで十分よ』
は?
なんか勝手に動いてる。
『ヨドコの こうげき!
街のヤクザ達に999のダメージ!!』
しかも通常攻撃が全体攻撃かよ。何が楽しいの? このゲーム。
まだ装備すら貰ってないのに。
『ヤクザたちを やっつけた!
ヨドコは けいけんちをかくとく!
50000Gをてにいれた!』
ヨドコ『しけてるわね』
日本円で換算すると、5000000円だけどな。
ヨドコ『これじゃ高価な剣一本買ったらおしまいじゃない』
序盤でそんな装備手に入らねえよ。
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