けものフレンズ 1.1期

柊木緋楽

#? -第?話「おき」

「……ゴコクエリア?」

ボクは言った。

どこまでも続く海、

その上に浮かぶ、ジャパリバスの中で。

そしてそんなボクの言葉に、ラッキーさんが答える。

「イママデノエリアトハチガウ、フレンズやキコウタイガミラレルエリアナンダ。」

「へえー……楽しみですねー。」

どんな出会いがあるのだろうか。

ボクの心は期待に包まれた。

そしてその期待を胸に、船から身を乗り出した。






……その時。

「デデデ、デンチ、バスノデンチガ。」

「ここでーっ!?」

ラッキーさんの言葉に、ボクはそんな声を上げた。

気分が落ちる。

すると、それと共に、ある音が聞こえてきた。

ぼくはその音を聞き振り返り……言葉を失った。

そして。



ガッッッシャーーーーーン!!!!!!!



「サーバルちゃん!」

音に目が覚め、第一声。

「えへへ!ついて来ちゃった!」

彼女は……サーバルは答えた。

そして、そんな時、彼女は声を上げた。

「なになに?どこいくのー?」

水の中から顔を出したフレンズは、サーバルがさばんなで言っていた特徴をもつ「けもの」とは、どれも一致はしなかった。

そしてそんな時だ。

それが起きたのも。


「うわっ!?」

ジャパリバスが大きく揺らぎ、車体が沈み始めたのだ。

それはサーバルの乗る後部座席においても同様だった。

先ほどの衝突により、両方の車体に大きく穴が空いたのだ。

そしてそこから水が侵入し――



「あーあ、博士たちから、読者を騙すような話を書けって言われたけど、もうこれ以上思い付かないなあ。」

そう言って、ボクはその手を止めた。

「エイプリルフール、とは言っても、そう咄嗟に嘘なんか思い付けないや。ましてや、この話を上手くまとめるなんて――




――あ、読者の皆さん。ここまで見てくれて、有り難う御座います。」




_______________________________

ビミョー過ぎてすみませんっ!

柊木緋楽ですっ!

今回の話は、大上様の「「けもの」の本能」のあの話をリスペクトして書かせて頂きました。

こちらも嘘が思い付かなくてですね……ビミョーに。

あ、1話も、完成次第投稿いたしますので、しばしお待ちを!

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