第10話 美少年スターの実力検査の結果にメンバーは・・・
最初に美少年スターが挑んだ実力検査は、射撃だった。
ドラマでは天才的なスナイパーを演じて、100点満点のカッコ良さだった。
女性職員たちはあの時の美少年スターの姿を想い描いていたが・・・
信じられないことに、すべて的を外した!
そのほかの検査も、すべて散々な成績だった。
「やっぱりな、そうだろうと思ってたよ」
と、さっき美少年スターを羽交い絞めにして遊んでいた大男が、女性職員たちに向かって、言うともなくつぶやいた。
「ドラマのようなわけには、いかないさ」
スタントなしですべての役を自分で演じたことになっていたが、目の前の少年は
思っていたよりも痩せていて、華奢で、まるで女ん子を男装させて、連れてきたような感じだった。彼は実力検査の最低記録を書き換えた。しかしそんな彼を見て、ボスもジョナサン・リーも驚かなかったし、落胆することなく、満足げだった。
そしてボスは、美少年スターの手を握り、
「おめでとう。今日から君は、我々の仲間だ。歓迎するよ。
そして君には、今日からすぐ任務についてもらう。
君のコードネームはモナリザだ。
そして君とペアを組む捜査官は彼、ジョナサン・リーだ」
と言って、ジョナサンを紹介した。
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