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今日からは冬休み前の普通の日と何ら変わりがない通常授業が始まった。高校にも入ると長期休暇明けですぐに通常に戻るのである。
一時間目の数学、空間ベクトルで思ったよりも自分が忘れていて宿題の数Ⅱのところしか冬休み中はやっていなかったのでベクトル関連の話は一切手を出していなかったのが裏目に出てしまった。
三時間目の世界史、冷戦が少し下火になった緊張緩和の時期についてが今回の範囲でスターリンが亡くなったことがソ連にとってどれだけのものなのかがよく分かる歴史の流れだなと思う。またこの授業中から困ったことが起きた。何やら黒い固体が上から落ちてくるのである。それに触れるとたちまち手や机、ノートなどが黒くなって授業どころではなくそれがどこから来て何なのかということに頭が割かれてしまっていた。
昼休み中も断続的ではあるが黒いものが降ってきていてご飯に入ってきそうだなと怖くて膝にお弁当箱を乗せて机の下くらいの影になるところでどうにかこうにか食べていた。
四時間目の現代文の時に黒い物質が来ている場所を特定した、というよりは目撃してしまった。学校が古いからか灯油ストーブがあって排気口が筒になって外に繋がっている。その筒の接続部分から黒いものがふわふわと落ちてきた。今年になって一度もストーブを使っていなかったので逆になぜそうなるのかはよくわからなかったが外からの風が影響しているのではないかと思う。
五時間目の化学、先生が触ってこれは
部活に行って他クラスでストーブの蓋が跳ねて火が見えるにまで至ったクラスもあったらしくてストーブを廃止した方が良いのではないかという段階にまで来ていると思う。
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