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 今日で今週の学校が終了する。実感覚的には気付いたら既に金曜日みたいな感じで一日半でここまで来たような感じである。早く日曜日来いという思いがあったことに要因を感じる。

 一時間目の地理では南アジア、インドについてを地理的な要因から考えていくということをしてインド映画がああいう形なのは何故なのかから始まり電車についてなど多岐にわたってインドを見てきた。日本との違いを大きく見たのとともにICT産業への力の入れようを感じた。

 三時間目の音楽では三度目の合唱連で自分ではあまり感じていなかったのだが楽譜と比べて音が低くあっていないということだった。正直ショックでここにいてはいけないのではないかと感じてしまい縮こまってしまったのをよく覚えている。自分の中では高めの声だという風に感じていたのに、それが完全な本心である。

 四時間目の倫理で日本史が交わった形で国内の思想について話が進んでいったので自分が分かるところであり楽しいという言葉で表すような授業だった。授業の中で四人班で話し合えというようなことがあってその四人班の中に元部活の仲間がいてその当時からであるとは思うのだが結構嫌われていて何かと話をする度に罵声を浴びせさせられている。昨日の時もそうだったのだがここは3人班だねと僕はいないようなもんだしクラスも本来は40人のところ39人と言うし発言できる感じでもなくただひたすら一人で黙った状態で時を過ごすということを僕はする他なくて早めの席替えを望むのとともに僕側から変に接触すべきではないけれどもどうにか自分で何かできることをしたいという思いはある。

 五時間目の数学では数Ⅱの式と証明で計算がややこしく自力で解くのがそれほど容易ではないということが特徴としてあげられる。僕としては文系に進むという道は相当厳しく理系として受験戦争に戦いに行くのにも数学は切っては切れない縁を持っている。そのためにはまずは家庭での復習が大切になってくる。優先事項が多くて日々大変であるがそれぞれの日にそれぞれの楽しみ(陽向と話をするのは毎日の楽しみだと思う)があるのでそれで生きている。

 さて次に陽向に会うのがまさかの二人で初めて出掛ける日曜日と本当にこの一週間は早かったと思う。もちろんその中にも苦労はあったしオールクリアではないが上手くいっていると思う。明日は胸踊らせて早く翌日にならないかと思って過ごすこととなるのだろう、頑張れ自分。

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