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 今日は昨日と同様に幾つかの教科でテスト範囲を終わらせるべくと授業が行われた。

 一時間目の化学基礎ではテスト範囲に対してはそれほどキツツキではなく進んだ。前回の授業もそうだったのだが先生の話を全然聞かず、教科書や図表の他の場所だったり問題集の先の部分を見たりしていた。時々話を聞くタイミングもあったりするのだがほぼ聞いていないのである。本当にこれで大丈夫なのか心配ではあるのだが聞こうという方向にはどうしても動かないのである。問題集をしっかりやって復習するしかない。

 二時間目の体育ではバレーの授業が最後ということで今回はサーブのテストが行われた。五本中何本入るのかというものだったのだが一本しか入らず少しヤバイ状態になってしまった。

 五時間目の保健は視聴覚室でアメリカのファストフードの危険さが題材となった実験のムービーを見た。このムービーを通してファストフードの脅威を感じざるを得なかった。それほど結果が分かりやすく明確化されているのである。健康な人間にするための方法を学んだ気がした。

 約一ヶ月後に遠足があるらしくその班を明日までに決めろということだったのだが調整の関係で今日決めて欲しいということだった。僕のことについてはほぼ皆そういう話が出てこなく、(クラスに馴染めてなさすぎであるのが明確)これは行かない(行けない)という方向に舵が切られていると思った。勿論そんなことは先生の配慮とかでないのであろうが。班決めに大きく関わっている立場の人から今クラスで仲良いと思われる女子たちがいる(男子が他にも一人いる)班に入るということになった。これはその人の配慮なのだと思っているのだがメンバー的に何か可哀想な気がしてくるのである。

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