　今日は一日丸々授業デーで夏休み明けてから授業のみの日は今日が初めてだった。

　一時間目は化学基礎で夏休み明け最初の授業は課題テストとしてmolテストが行われた。思っていた以上の難易度と時間の無さで半分くらいしか取れていないような感覚を感じた。

　放課後の部活では昨日から話をしていた薄層クロマトグラフィーを今日行った。元々の実験と同様に銀杏の葉を小さくしたのだが本来はそのままメタノールに入れるのだが、今回は乳鉢を使ってさらに小さくして有機溶媒のジエチルエーテルを入れて混ぜ合わせたあとにTLCシートに液を垂らしてそれを展開溶媒の石油エーテルとアセトンに浸して蓋を閉めた。薄層クロマトグラフィーの仕組みとしてシートに展開溶媒が染みていって色素のシートへのくっつきによって高いところや低いところに運ばれて色素別に別れるという仕組みだ。暫く置いておくと五つの色素で別れた。それは本来目的の緑色のクロロフィルを含めて黄色や茶色、濃い緑なのか黒なのかといった色まであってさすがに多すぎると僕は直感的に思った。これを踏まえて対照実験で行われるものとの違いを今後調べて行く方針である。