気の弱さ

気の弱さよ どうしようもない気の弱さよ

とても重大な事を、小さな期待だけで

思慮不足のまま自信なく軽く動く

そして長い後悔が続く、いつまでも


それでいて本当の俺はこうではないんだと

見栄をはりたい

あれもこれもと、夢のみを追いかけ

地道な努力を馬鹿にしてきた報い


魂の気高さだけで、俺はこの世に

存在する価値があるなどと考えて

少々のことは、あるいは本当に大事なことも

枝葉末節と侮ってきた


この今までの生き方に

疑問を覚えるようになった

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