詩集『道』その3

阿達 萬

疲れ切ったものよ

選択の余地がない朝の光から始まって

一日の義務を果たすための活動の

何とつらい事よ


飽き足らず夢に入ってしまう若者


あまりの課題にすでにお手上げの若者


自分中心に考えてすべてを処理するものに

疲労感はスタートには無い


何かを生み続けようとする

敵も味方もすべて食べようとする

そして何もできない事に

最初に気づく若者


弱さをもらいなさい

強さをすてなさい


裸になれない

疲れ切ったものよ

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