第20話同じ道

運命なのか

それが私の役割なのか

自分では違う道を選択したつもりでも

やっぱり同じ方向に向かって進んでいく


望んでいないと言いながらも

自分でそれを望んでいるのか

望んでいるからその方向へ向かうのか

それが私の中にある役割なのか


どんな道を選択しても

気がつけば同じ道を歩いている

歩いて行く先々には

同じような人達が待っている


何かに導かれているのか

私がそれを引き寄せるのか


避けて通れないものなら

受け入れるしかなない

それも私だと認めるしかない


どの道を選択しても

私の中にある太い一本道に繋がる

それなら迷わず受け入れ

まっすぐ歩いて行こう

その先にあるはずの何かを見るために


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