第3話風

少し気持ちが落ち着く

閉めた心の扉は開けられなくても

窓を開けて新しい風を

空気の入れ換えをしようと思える


風が通り空気が動くと

見え方や感じ方も変わってくる


モヤモヤしていたものが

風と共に流れていく

霧がかかり見えずらかったものが

ようやく目の前に現れる


自分の事も周りの事も

もう一度焦らず観察してみる

素直な気持ちで見つめてみる


そうする事で新たな発見があるかもしれない

発見ほど面白いものは無い

そこからまた何かが動き出す


だから

また歩きだそう

何度つまづいても転んでも

起き上がり歩けばどこかにたどり着けるはずだから



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