TL・ロマンス小説を読んだことがなかった私の翻訳ロマンス小説読書感想文

柴咲もも

1冊目☆☆☆ M.C.ビートン著「メイフェアの不運な花嫁」

 勝手にレーティング:R15


 賢くて美人だけど生まれついての身分が最底辺(捨て子)のヒロインと女嫌いな伯爵ヒーローのすれ違いっぽいお話でした。一言で言うと、想像していたとおりの海外ロマンス小説らしいお話だなぁという感想。

 主役になるヒロインとヒーローのロマンスにちょこちょこ使用人達の様子が挟まる感じなので、「主役の二人の恋愛を早く進めてくれ!」ってまどろっこしい気分になったり、でもお嬢様と執事が信頼関係を築き上げる様子なんかは本当に素敵だなぁって思ったり。翻訳小説らしい独特の言い回しや表現とか、素敵だと思う部分や逆にちょっとこれは…と思うところもあったりして。恋の駆け引きからの情熱的なキス止まりの恋愛に「もっとその後のイチャラブをくれ!」ってなったりして、「いや、恋愛小説というのは本来こういうものなんだ」と我に返りました。


 

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