夢の中から不思議の国へようこそ。

空乃碧。(soranoao)

No.0 [ルール説明]


案内人「初めまして。夢の中を操っています。案内人です。この物語を閲覧していただくに当たっての主人公達に課せられたルールを説明いたします。」


そう言って今この本を読んでいる貴方の目の前に現れたのは、真っ白なスーツを着て、真っ赤な本をもち、シルクハットを被ったウサギでした。


案内人「おや…?不思議そうな顔をされていますがどうされました?」


シルクハットをくいっとあげ不思議そうな顔で見つめています。


……


案内人「小説を読むに当たってルールなど必要かと思っているかもしれないですが簡単なルールのみの説明ですのでよろしくお願いいたします。それに貴方だっていつ、夢の中に引きずり込まれるか、分からないでしょう。」


真っ赤な本をペラペラとめくり力強く

バタンッと本を閉じ貴方に目配せをしました。

貴方がしょうがなく頷くと嬉しそうな顔で


案内人「ご了承ありがとうございます。ルールはこちらになります」


得意げにルールと書かれた紙を貴方に渡しました。


《ルール》


①生き返れるのは3回まで

②エンドロールまで終わること。

③必ず要点は押さえて物語を進めること。


案内人「簡単なルールでしょう?」


その場をくるくると回りまた、本をペラペラとめくりだしました。すると貴方がまた考えるような顔をしているのに、気がつき


案内人「死ぬってこと?て聞かれましても、それは主人公になるかたによりますし…はっきりとはお答えできないですが」


ふむ…と本をまた閉じこう言いました


案内人「とりあえず、一人目を見ていただいてよろしいでしょうか?私は只の案内人ですので」


本を後ろに投げ捨てるとぶわっと

物語の世界が広がり辺りを覆い尽くしました


案内人「ここには沢山の物語、夢に引きずり込まれた人が沢山います」


案内人は両手を広げ


案内人「是非その人々がどうなっていくのがご覧になってくださいね」


そう、一言言った後


お辞儀をすると案内人は

物語の中へ消えていきました。


さて、どんな物語に引きずり込まれたのでしょうか

是非ご覧になってお楽しみ下さい。

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