第2話

その日は突然やってきた。。。。



「そこの少年!!!早まるなあああっ!!!」


橋の真ん中で俯いた少年が目に止まった。

私は咄嗟に覆いかぶさった。


「なになになになに!

何なんだよ。おば、お姉さん」


「死んじゃダメ!!

命無駄にしないでぇ!」


「死なねぇよ。早とちりしてんじゃねぇよ。ただ、考え事してただけ、、、」


「あぁ良かったぁ。

ってか今!おばさんって言いかけたでしょ。まだ29なんだから。

もぉ、、紛らわしいのよ。」


「ってか、重い。。」


「あぁごめん。ごめん。

ってだからさっきからちょいちょい、

レディに対して酷くない?」


「レディって。ぷはぁはははは。」


「やっと笑ったね。」


「えっ?」


「ってあーーー!

時間がぁ、ごめん、急ぐから、

それじゃあね。」


あの表情、どうしても気になる。

それが銀髪の少年との出会いだった。


....................................。



「あいつこそなんだよ、少年って、

高2だっつーの!」

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