第15話 キノコ信号機


 買い物帰りの信号待ちをしている尾津さん。



尾「信号機って、ちょっと退屈よね。意外性がないわ」


郡「意外性」


尾「別にランダム表示を希望してるわけじゃないわよ。見た目が工夫できないかって話」


郡「ああ、なるほど」


尾「キノコ信号機なんてどうかしら。青がソライロタケ、黄色がコガネタケ、赤がカエンタケ」


郡「全部知らない!」


尾「交通法規は『知らない』で済まないわよ?」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る