第10話 この非常口、匂う


 廊下を掃除している途中、郡と偶然出くわした尾津さん。



尾「あら郡くん。これからゴミ捨て? それなら非常口を使った方が近道よ」


郡「あ、なるほど。普段通らないから盲点でした」


尾「もっとスパイシーな非常口ならわかりやすいのにね」


郡「スパイシーな非常口」


尾「視覚情報だけじゃ物足りないわ。いざというときのため、匂いにもこだわるべきだと思うの」


郡「普段からトウガラシ的な匂いに包まれるのですか……?」


尾「常在戦場ね。緊張感も養うことができて一石二鳥じゃない」


郡「苦痛のない平和な学校生活が送りたいです」 

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