20190328:草の芽、生産、深海/蛇足
ガチSF(笑)
お題を見たときに、草を海草にしようと思った。生産は酸素にするか、その他にするか。
深海は暗闇の世界だ。日光は届かない。そこで酸素を生産する海草があったとしたら、それには光が必要だ。
深海熱水噴出口などの硫黄系の代謝を行う生物群についてはまだまだ研究の途上にある。深海で300℃を超えるような温度だ。おいそれとは調査できない。
ならば。
代謝の一環で光(電磁波)を出す植物がいる。光を利用する生物が集まる。光があれば光合成ができる。(周波数に依存するがまぁ、置いておく)光合成で酸素が生まれる。酸素を利用する生物が集まる――そんな、生態系があってもいい。
核の冬は、核爆弾などのエネルギーで塵が大量に舞上げられ、太陽光が長期にわたって遮られる状態をいう。それだけのエネルギーなのだから大気中の放射性物質も結構な量になるだろう。
人は地下へ潜る。しかし、今の文明は太陽光と化石資源をエネルギーの上で成り立っている。(水力も風力も地熱などもあるが、地上でないと難しいのは変わらないだろう)
地下で生活するためには何が必要か。
というわけで。硫黄系の代謝機能を持つ『光の草』の出番である。と。
まぁ、そんなことを考えた。
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