第45話 薪能の感想
先日、平安神宮で行われた薪能に行ってきました。
初めての体験、ドキマギしつつ席を確保。
実は早めに行って良い席を確保(自由席なので)しようと思っていたのですが、仕事が終わらず、開場から十五分ほど経過してから入場しました。
もう前の席の半分は埋まっていて、じゃあ、真ん中で良く見える所、と思い、高檀(?)になっている席に座りました。
前の席はパイプ椅子なのに、この高檀は手作りらしく、隣の人が身じろぎすると、かなり揺れる。
怖い。でも、慣れるとへっちゃらでしたが。
真ん中を選んで、そして高檀を選んで良かったです。
姿かたちがはっきり見える訳じゃありませんが、何をやっているか良く分かるので、前の人の頭とか気にせず見えて良かったです。
それに、野外で行われるので、風や鳥の声なんかを感じながら能を見るという贅沢。もちろん、薪も燃え盛って、木のはぜる音とかして、臨場感たっぷり。奥の平安神宮の暗い廊下が見えたりして幽玄の世界でしたよ。
能を見るのは初めてでしたが、面白かった!日本語(古語)のミュージカルなんですねえ。うっとり。
笛や太鼓(学がなくてすみません)の音色が、また素敵で。
日本に生まれて良かったなあ、なんて実感するひと時でした。
さて、もし次回行けるとしたら、早めに行って席を確保したら、ご飯を買いに行きたいと思います。出入りできると思っていなくて、飲食も駄目かなあ、と思っていたら、隣でおにぎり食べてはったし、外のコンビニにコーヒー買いに行ってらっしゃる方とかいて、自分のお腹がぐうぐう鳴るのが少し恥ずかしかった。
そして、日が落ちるまでは暑くて溶けそうだったのに、陽が消えた瞬間、風が冷たくなってきて、終わるころには冷え症の私は寒くなっていました。なので、羽織るものがいるなあ、と思います。
とにもかくにも、とっても楽しい体験でした。
また来年も行きたいなあ。
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