追伸。置き手紙は
冷蔵庫に苺があるよ
明日なにか予定ある?
はぁ…疲れた
異常気象もほどほどに
脈絡の欠片もない言葉たちが
脳みそからぽんっと現れて
次から次へと現れて
大事なものを覆っていく
言葉に埋もれた言葉が
また一つ
腐っていく
この言葉はもう食べれない
冷蔵庫の奥の苺
あれ
そもそも何だったかな
大事なものって
忘れ去られた言葉たちは
案外周りに溢れてたりして
そうでもなかったりして
いつ
とか
どこで
とかじゃなくて
ただそこにいた
あなたに
伝えた言葉は
何だったかな
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます