第49話 生産的な思考ができない
たとえば、布団で横になってるとき、みなさんはどんなことを考えるでしょうか。読んだ本の内容を反芻する。明日の予定を立てる。小説の構想を練る。そういうことができたらきっといまより有効に時間が使えるのでしょう。
時間の過ごし方として「考え事」が少なからぬ割合を占めるわたしですが、「何を考えていたのか」と聞かれるとちょっと困ってしまう部分があります。人に言えないようなことばかり考えているというわけではありません。単純に、説明が難しいのです。といっても、難しいことを考えているというわけでもないんですよ。むしろ、他愛もなさ過ぎてなんでそんなことを考えていたのか説明するのが難しいというか……
思うに、わたしは考え事をするに足るだけのインプットをしてないのでしょう。これは量の多寡ではなく深さの問題です。たとえ年間に400冊本を読んだとしても(実際、そういう年があったのですが)、それがまったく自分の血肉となっていない。そう思います。また、独学(?)ゆえ読書の幅にもおのずと限界が出てきます。つまり、知識に偏りが出てくる。学がない学がないと言ってますが、やっぱり学がないんです。考える基礎ができてない。
そんなわけで、今後も考え事という名の無駄な時間を過ごすことになりそうです。
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