25 夜

深い闇の中


一人で彷徨い歩く


寂しさと苦しみにおしつぶされそうになる


深い闇に照らすものはあるのか


だれかが通り過ぎても


その存在に気づかない



傷ついて


涙流して



救われる道を探している



不安で


孤独で


なにをどうすればいいのかわからなくなる



それでも


いつでも


必ず



この夜が明けることを知っている


乗り越えられるために


たくさんの支えが


いつもそこにあること



教えて


手を伸ばして


光を掴んで



痛みも


悲しみも


全身で受け止めて



暗い夜に


差し伸べられたその手を



しっかり握りしめて



僕はこの夜を超えていく

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