19孤独

都会の人込みに紛れて


忙しそうに


日常過ごしていても


ふいに


足をとめてみたら


急に


だれもが消えたような気がした


たくさん


泣いて


たくさん


迷って


だれにも


うまく打ち明けられなくて


迷い


苦しみ


まるで


真っ暗な


宇宙空間にさまよっているようで


彷徨い続けているよ


寂しくて


悲しくて


太陽の光に手を伸ばして


それでも


届かない


そんな気持ちになる


独りじゃないと


だれかに言ってほしくて



大丈夫


いつもそばにいるよと


声が聴きたくて


まるで光の届かない宇宙空間をさ迷っているように


寂しくて



苦しくて


涙流した


だれか


助けて


思わず手を伸ばす


でも


きっと


この孤独という闇を抜ける勇気は


だれにでもあるはず



助けて


叫んでいるだけじゃ


なにも変わらない


きっと


いつか光が届くはず


真っ暗な宇宙に輝く星々の光が


いつか


君の孤独を照らす




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