4・冬

凍えるような寒さのなかで


私一人待ち続けている


街のイルミネーションが


キラキラと輝いているのを見つめながら



早く来てよ


いつまでもまたせないでよ




凍えるほどの北風


冷たくなった私の手


急いで駆けつけてきた君は


ごめんねといいながら


握りしめてくれたね


君のぬくもり


また


感じたいのに



今日は


まだ来ないんだね



いつまで待たせるのかな


あー


冬がくる


今年も


冬がくる


もう


二度と


君がこない


冬がきた

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