■OPフェイズその２

・シーン１：シャトーブリアンPL4

【描写1】

あなたは素直に生きている。

満たされた時間に包まれ過去のことなど遠い昔の子供のころのように。

好きだった洋菓子の甘い匂いをまとわせながら新作の開発を勤しんだり、気晴らしにネイルサロンに顔を出して若い女性から還暦の人まで様々だ。

そんな、あなたに2号店を新設する超大型ショッピングモールに出店してはどうだろうかと、紺色で快活な営業マンに話を持ち掛けられる。

もちろん、あなたのことだろう。すぐさまはねのけることはしないだろう。

もし、順風という風があるのならあなたの為に今吹いているのだろう。

風に紛れて纏わりつく子蜘蛛のような不穏を気にも留めずに――。

【解説】

PL3のオープニングフェイズ。

必要であるならばGMはPL３に道具を持たせてよい。

拳銃などの火器については要GM相談。

一人の佐竹と呼ばれる黒スーツにぴっちりとした七三分けの髪の人物。

立場としてはPL3の外部コンサルタントである。

佐竹の会社名は

佐竹の用事とはPL3が持つお店の3号店をとある複合施設への出店を進めてくる。

というのも、佐竹も会社からPL3が営むお店の誘致を行うように命令が下ったために行っている。

【解説２】

あなたに傭兵の過去をさらけ出してほしいわけでもない。

あなたは本シナリオにおいて潤滑油的な役割を任せたい。

姉のような安心と兄のような頼りがいを持ち合わせてほしい。

もちろん、そこはプレイヤーによって変更してかまわない。

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