第37話 年輪を刻む床板が軋む幸福な日
年輪を刻む床板が軋む幸福な陽は
歪んだ隙間から若葉が顔を覗かせ
消えそうな軽さで存在を示す恋歌
微笑む吐息は荒く押し混み噎せた
重ねられた唇は今でもあたたかく
虚ろ遺志傾いで不可思議可笑しく
今日和小さきお日様は光
微笑ましい透き通る日常
緩い積木は簡単に崩れて
陶磁のひびは脆くて儚い
幻想だと引き戻す我モノ
簡単に癇癪をおこすキミ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます