第33話 青いだけの単調な空に 虚ろな雲が絡んでいる

青いだけの単調な空に

虚ろな雲が絡んでいる

妬いて終う陽に

朱く染めてアゲル

天空は解きと共に

祖の侭に闇に堕ちて





閉じ込められた匕に

一体、誰が業(わざ)と嵐(荒らし)

その途を濡らすのだろうか

消せやしないというのに

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る