休み時間◆最強の矛と盾、僕の創作キャラクター達の答え

【登場人物紹介】

真智

※自称 あたし

本人いわく、

実験が大好きな好奇心旺盛で優しく正義感の強いリケジョ中学生~(笑)

科学部の部長さん。

自分は 理系女子リケジョ界のアイドル、『リケドル』だと本気で思っているらしい。

ちなみにそんな真智について友達は、

腹黒系女子バケジョ界のアイドル、

『バケドル』だと本気で思っているらしい。


そら

※自称 あたい 男言葉

仲良し3人組の一人。

バリバリの体育会系で、陸上部のキャプテン。

陸上部との掛け持ちで科学部に入部した。

髪型は男子と見間違えるくらいの短髪で、科学部では四葉に次いで身長が2番目に高い。

女子からバレンタインデーに大量のチョコをもらうほどモテモテな中性的イケメン女子である。

真智言わく、食べる事と運動することしか頭にないらしい。

真智にノートを見せて貰ったことをきっかけに、仲良しになった。

科学部部室のソファーに昼寝に来ることとお菓子を食べに来るのが彼女の日課である。

本人言わく、親の方針でたくましく育てられたらしいが、

下品な言動を平気でする困った性格でもある。

『う~ん、こ の娘ヤバくないか?』


谷似先生

そらが谷先生を扮したキャラ。


谷先生

※自称うち 関西弁のつもり

本名 谷 恵美

真智達のクラス担任で科学部の顧問。

関西弁で話すいい加減でズボラな性格の女性。

しかし正義感は強く、近隣の恥異賭ちいと大学で

教授をしている天才数学者でもある。


おかん

谷先生のお母さんで

典型的な大阪のオバハン。


四葉

※語尾を伸ばす 「かな~ etc」

元々真智とは科学部で一緒だったが、

クラス替えで真智と同じクラスになった。

文芸部との掛け持ちである。

真智を含めた仲良し3人組の一人。

実は中学生でありながら凄腕小説家として

プロデビューしている天才中学生ライター。

真面目でおっとりした性格で、眠くなるような喋り方をする。

しかし、そんな素顔とは裏腹に、一つ困った性格の持ち主でもあるようだ……。

実は彼女、真智警部補から複数の容疑で現在指名手配中である。

諸々の事情からか、アメニティや試飲試食はもちろん、借りパク疑惑さえ日常茶飯事な彼女。

四葉に家に遊びに来られた複数の被害者達から、

証言1

【冷蔵庫の中の食べかけや食べ残した食品がそれぞれ、気持ち少なくなっているような気がする】

証言2

【両親に内緒で買い、飲みかけのお酒や食べかけのおつまみの量が気持ち少なくなっている気がする】

など、日夜真智警部補の元には被害相談や捜索願いの相談があいついでいる。


登場人物紹介終わり




「みなさんこんにちはー♪

最強の矛を持った戦士と最強の盾を持った戦士の対決。

今回の実況はあたし理系女界のアイドル

通称リケドルこと

真智が担当させていただきま〜す♪」


「ザワザワザワザワ」


「え、そこの君何?

声ちっさくてよく聴こえなかった。

ごめん、もう一回言ってみて?

言えるもんなら」


「コソコソコソ」

「うんうん、え!?

あたしを誰か知らない?

はぁー?

こんなに可愛くて有名なあたし本人に向かって

知らないなんてこと平気な顔して言えるふざけたクソ野郎が、へぇー!

まだ絶滅していなかったんだぁー!

うん、君いい度胸してるよねー!

うん、あたしそういうの逆に好きだよ!

逆にね!

だって、そっちのほうが180度分多めに君の首を捻り甲斐があるし、うん!

お〜と、話が脱線しちゃいましたね♪

今回はスペシャルゲストとして、

いい大人の癖にビッチビチな魔法少女の衣装を着てリア充爆発しろー、エクスプロージョン!

の迷言を放つ人

、で有名な担任の『変態魔法使い先生』に

来ていただきました〜♪」


「誰が変態魔法使いじゃ、くぃうら〜!!

くいっ!」


「あれれ、谷似先生?

もしかして、今酔ってますー?」


「よ、酔ってねーぞ!

うちは永遠の17歳、酔ってねー!

くいっ」


「どこで頭をぶつけてきたのかは存じあげませんが、

谷似先生は生意気にも自分に酔っていやがります!

ホント、頭大丈夫でしょうかね?」


「うちは大丈夫やって!

早よ実況続けーや!」


「は、はい」

(谷似先生、ホントに大丈夫かなぁ……)


「真智ちゃん

早く始めよ〜!」


「四葉ちゃん、ちょっと待ってて。

えーと、今話していた最強の矛を構えている選手は、あたしのクラスメートで科学部部員の四葉選手です!

そして、対するは最強の盾を構える、

谷先生のお母さんいわゆる大阪のオバチャンで〜す♪」


「真智ちゃん〜♪」


「お〜と、四葉選手は余裕の表情で手を振っていますねー!!」


「早よ始めよや」


「はい、それでは試合開始でーす!

おーと四葉選手、

まるで野生の獣みたいに最強の矛を口で加えたまま凄まじいスピードで相手のほうに突っ込んでいきますよ!!」


「ふん、

うごぉぉぉぉ!!!」


「お前ら、そこにいたんか!」


「え、谷先生!?

じゃあこのゲストは?」


「そいつはどう考えてうちやないやろ!

うちはもっと美人やし!」


「もっと美人かどうかははなはだ疑問ですけど、

言われてみれば、確かに違いますねー」


「ったく、ムカつく言い方やなー!

ああそうや!

どう考えてもそいつ宙やんけ!」


「うちが本物、くいっ!」


「ちゃうし!

うちが本物や!」


「まあまあ、

二人とも言い争いは後にしていただけますー?」


『ヒュンヒュンヒュンヒュン!』


「え!?

何この音?

おーと、先生のお母さん、

急に白眼になって髪がぱつ金ボーボーに逆立ちはじめましたよー!!」


「あちぁ~。

はじまってもうたわ……」


「谷先生?

はじまったって……何がですか?」


「真智はおとなしくみとき。

ああなってしまったうちのおかんは、

もう誰にも止められんのや……」


「は、はい……。ゴクリ」


「グオォ~!!!」


……30分経過した。


「谷先生~!?

いくらなんでも、

お母さんの変身、長過ぎじゃないですか?」


「確かに今日のは長いな!

お!、

どうやらやっと覇気が落ち着いたみたいや!」


◆おかんだったモノ(過去形w)◆

「グゥルルルル……」


「谷……先生。

先生のお母さんの姿、あれって

どうみても

人の原型留めていません……よね?」


「ホンマやぁ~!!

どこぞのバトル漫画のアメリカ版同人誌に出てくる

スーパーなんとか人10

みたいになっとるし~!」


「谷先生……?

スーパー関西なにわ人10

ってことですか?」


「ああ。

うちが言いたかった答えとは少し違うが、

まあ正解にしたる」


「ありがとうございますw

ところで……、

先生のお母さんは

あんなデブくてみるからに頭悪く

弱そうな珍狼の姿で

あの野生化した四葉ちゃんに勝てますかね?」


「真智。うちの おかん しっかり見ときや……。

あれでも おかん は大阪のオバタリヤンや!

図々しさとタチの悪さでは

誰にも負けんのや」



「アハハ……、そうなんですね」


「ウググ~!」


「グゥグゥガルルルル!」


「野生化した四葉ちゃんと 先生のお母さん、

お互いに全身で体を大きく見せて

一歩も引かずに威嚇し合ってますね!」



「四葉も意外にやりおるな~。

それにしても、

まったくあいつはぁ……、

食費ヤバいからって

なにも野生動物に転職することないやろ~!」


「グゥグゥグゥ!!」


「ギャギャギャギャ!!」


「先生!!

二匹……じゃなかった。

二人が喧嘩しはじめましたよ!!」


「凄い!!

二人の動きが速すぎて

全く姿が見えん!」


「今、空中で闘っているみたいですね。

衝撃波すごいです!」


『ビリビリ!』


「あー!

谷先生?

二人の動きが止まったと思ったら、

先生のお母さんが呼吸と一緒に気を、

気のエネルギーをケツの穴一点に集めはじめましたよ!」


「さてはおかん!!

あの恐ろしい握りっ屁を四葉にぶつけるきか!?」


「谷先生?

あれをまともに受けて、四葉ちゃん、

大丈夫なんでしょうか?」


あれは……、

うちは身内やからわかるんや。

あのドデカい屁動へどうは 相当ヤバいヤツや!」


「あ~! 四葉ちゃん! 逃げて~!!」


『ブブブブブ、ズドドドド~ン!!!』


「くっっっっさぁぁああ~!!

それに何ですか~!?

この凄い凄まじい爆風!

周りの土や岩が空にめくれ上がって、

揺れでこの場に立っていられないですよ~!

目も開けていられないし~!」


『……………………』


「ゴホッ、ゴホッ!

なんとか揺れだけは収まったみたいやな。

真智~大丈夫か?」


「全然大丈夫じゃないです、ゴホッ、ゴホッ!

臭っさ~いですし!

砂煙で周りが砂しか見え、ゴホッ、ゴホッ!」


「はぁ~、

やっと砂塵も収まったか」


「え〜と、

それではここでゲストの意見を聞いてみましょう。

変態魔法使い先生〜じゃなくて谷似先生?

さっきの谷先生のお母さんのオナラには

衝撃を受けましたよね~?

谷似先生はさっきの予想の斜め上をいく行動について、どう分析されますか?」


「ある意味、ふんがぁ すごいなぁ~て思いますね ふふん。

良心が痛んで、うちには もぞもぞ とても あんな大胆で非常識な行動 できませんけど……ぺろっ」


「おっ~と、谷似先生!

大人の余裕でしょうか~!

何を思ったか、鼻くそをほじった指でスタジオのお菓子を手当たり次第に触りだしましたぁ~!」


「宙、うち見てたでー!

お、お前さっき、

身体の恥ずかしい場所の穴に挿入して間もない

分泌物でねっとりしたその指を

舐めたやろ?」


「谷先生ー!

あたしのような年頃の女の子がいる前で、

その卑猥で生々しい言い方するの

やめてもらえませんかー!!」


『ずびしぃ!!!!』


「何や今の激しく何かをぶつけたような音は?」


「谷先生のお母さん、

今アレで四葉ちゃんを殴りました……よね?」


「ああ、

関西では常識なんや。

盾は、殴るもの。」


「デスヨネー♪

ありますよね!

そういったご当地あるあるって!

あるあ……、

って、ねーよ!!」


「ポトッ」


「あ! 四葉ちゃんが驚いて、さっきまでくわえて決っして離さなかった最強の矛を落としたー!」


「グゥフォォォ!?」


「四葉ちゃん、臭いオナラと盾のダメージで相当辛そ~!」


「ミャオエ~ン!」


「あ!

四葉ちゃん逃げた!」


「フン!」


◇天の声◇

『おかん WINNER!!』


「ちょっと何ですか?今の天の声?」


「ガウゥゥゥゥ!!」


「先生のお母さん、最強の矛と盾を両手に持ち

勝利の雄叫びあげてますね!

嬉しそうですねw」


「パクッ!ムシャムシャ」


◇真智・谷先生◇

「あっ、両方喰った……」


にぱぁ~☆

~キラキラキラキラ~」


「デスヨネー♪

あるある!

そういったご当地あるある。

あるあ……、

って、

喰うんか~い!

ボケー!!!」



「グハァァァ~」


「あれ!?

谷先生待ってください!」


「どうしたんや、真智?」


「先生のお母さん、

今、口の中から最強の矛と盾を一生懸命

吐き出そうとしてますよ~!

頑張れー!

もうちょい、

頑張れー!」


「おかん汚ったな~!

こら! 今さら吐き出そうとしても遅いっちゅ~ねん!」

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