休み時間◆後日談というか、前回のオチ。
僕は神様に
『全く丸みの無い球体』を創ってみせてくれるようにお願いしました。
すると、神様は
①A4のコピー用紙一枚
②黒の油性マジック一本
③折りたたまれた空箱のダンボール紙一個
④ガムテープ一本
をどこかから調達し戻ってきました。
神様は次に、
A4のコピー用紙に黒の油性マジックで何やら文字を書き始めました。
文字を書き終えると、
今度はダンボール紙を箱の形にし、ガムテープでとめました。
そして最後に、箱の形にしたダンボールの手前の面に、
先程黒のマジックで文字を書いたA4コピー用紙をあて、コピー用紙の四隅をガムテープで固定しました。
どうじゃ、完成じゃ!
ドヤ顔の神様をみて僕は内心思いました。
神様は確かに僕の目の前で『全く丸みの無い球体』を創ってみせてくれたけれども!
でもさ、これって屁理屈じゃない?
手近な物にほんのちょこっとだけ自分で手を加え後は都合がいいような名前を付けさえすれば、
別に誰にだって出来ることだし!
全能とか関係無ねー!!
「ねえ?あんたって本当に神様!?」
僕は神様に強い口調で訊ねた。
「慌てな〜い慌てな〜い、
◯休み◯休み」
神様はそう言いながら僕の前から去って行きました。
※このオチは、あくまで僕が想像した答えに過ぎません。
トンチの他にも学問的にいろいろな解釈の仕方があると思います。
皆さんのコメントお待ちしています♪
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