第13話 そういうことなの?

 マッサージを頼んだ。

「誰でもいいんで、マッサージ主体でお願いしたいんですけど」

「はい、いい子いますよ」


(ずいぶん太い子来たな~マッサージ中心だからいいや)

「じゃあ…仰向けになって」

「うん…」

 鞄からアレコレと見たことが無い道具を取り出す。

「なにコレ?」

「ん?」

 ゴム手袋をはめる嬢

「なに?」

「アタシ、おしり専門なんだけどなに?」

「はい?」


 僕は…奪われたのだ。

 変な道具で…

 しかも、その写真を風俗サイトの嬢のブログに載せられるという屈辱…

「どこのマッサージしてくれてんだよ…」

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