第8話 その時、誰もが都合の良い夢を見ていた

 四月終わりが近付き、遅ればせながら連休の予定を考える頃、ある情報がユグドラシルを駆け回っていた。


 アノ、はた迷惑で有名なDQNギルドのアインズ・ウール・ゴウンの拠点が見つかったというのだ。


 ゲーム・ユグドラシルにおける拠点の扱いは大きく分けて三つである。


 一つ目はレンタル型の拠点。どのギルドまたは前身であるクランも最初はここからはじまるが、いろいろ抜け道もあり安心安全かといえば、そうでもない微妙なバランスの上に成り立つ拠点。ただし、その微妙ゆえ維持費も安く被害も最小限になるメリットもある。


 二つ目は都市型の拠点。そのメリットは税収とNPC許容量の大きさ。デメリットは持ち主が明らかになるため攻撃の的になりやすいこと。逆にこのデメリットを跳ね返せる力のあるギルドには相応以上の恩恵をもたらしてくれる。


 三つ目は利用者が一番多いダンジョン型の拠点。メリットは防御力。規模によりNPCを保有できたり、モンスターのポップできるなど差はあり、都市型に近い機能を有するものもある。デメリットは税収がないことだが、逆に誰にも知られずひっそりと暮らすこともでき、カスタマイズの自由度も高いため満足度も高い。しかし一度拠点バレしてしまえば、税収がないため防衛費は自費。最悪防衛費で破産という可能性も十分にありえる。


 そして今回見付かったというアインズ・ウール・ゴウンの拠点は、だれもが目を向けていなかった僻地のダンジョン型。しかし、過去に誰かが攻略したという情報もないため、規模などが不明というあたりがあのギルドらしいと評判だ。


「主要ギルドメンバーの強さはある程度知れ渡っていますが、ギルド防衛の要ともいえる保有NPC数など不明なため、現状は二の足を踏んでいるという状況です」

「場所情報ぐらいでは、即討伐隊のような流れにはなりませんか」

「そんな事はありませんよ。この一ヶ月であなた方が稼いだヘイトが何もしないという選択肢を取り上げますから。人数を集める流れになっています。いまの会議も誰が旗を振るかだけのようです」

「では、Xデーは……」


 モモンガは、メッセージを切ると同時に顔を上げる。円卓の間には、ギルメンがほぼ全員集まっていた。


「連絡がきました。連休中の襲撃はほぼ確実だそうです」


 モモンガの言葉に、円卓の間は小さなどよめきが生まれる。もちろんそこに否定的な感情はない。むしろ一ヶ月かけた準備がみのる確かな感触を噛み締めているのだ。

 

「毎日がんばって荒稼ぎさせてもらったかいがあったなぁ」

「こちとら十二分に資金を蓄え、トラップのバージョンアップも行った今となっては……」

「ええ。二十倍の八百……いえ千のプレイヤーが同時に攻めてきたとしても余裕でしょう」


 この一ヶ月。アインズ・ウール・ゴウンメンバーがやったことは多岐にわたった。


 防衛機構の見直し、長期戦も視野にいれた資金稼ぎ。


 各種狩場で大暴れしヘイト稼ぎ。(ある意味でいつも通り)


 生産地を専有してヘイト稼ぎ。(ある意味でいつも通り)


 戦闘に参加しなかったものの心を折る目的で、戦闘記録を動画サイトに公開するための撮影設備の増強。


 加えて、もともと友好のあった複数の中立ギルドを通して情報売買という扱いで誘導を依頼。すべては連休の人が集まるタイミングで、ナザリック地下大墳墓に対して大規模攻勢イベントを行わせること。


 もちろん情報収集を目的とした小規模パーティーの侵入があったが、ことごとく第一階層で撃退できている。


「中立ギルドの後押しは上手くいったと考えていいのかな」

「実際あんなふうに話はされているけど、たぶん……」

「襲撃側も馬鹿じゃない。ある程度こちらの事情を把握した上で乗ってくる考えていい」


 そんな分析をしたのは、悪を標榜とするプレイヤーウルベルトであった。しかしその分析に反論というほどではないが、いまだナザリックが傷つくことが心配なモモンガは質問をする。


「ウルベルトさん。それって、相手は罠とわかっていて攻撃してくるってことですか? それだと損害とか」

「まず相手は自分以上に戦略眼がある存在と想定しよう。この状況を見抜けないという保証は?」

「保証なんてありませんね。じゃあ相手のメリットは?」

「趣味嗜好によるが、るし★ふぁーのような愉快犯。相手の戦略以上の何かを準備することとで知恵比べを楽しむ戦略家。ただ大騒ぎしたいお祭り好き。怨恨。最後に戦えるならなんでもいい戦闘狂」

「あ~」


 指を折りながらパターンを上げるウルベルトに、モモンガをはじめとする同席したギルドメンバーは納得してしまう。なぜならギルメンを見渡しても、逆の立場であればよろこんで今回の話に乗りそうなメンバーは大勢いるのだから。


「じゃあ、相手もいろいろわかった上で攻撃をしてくるんですね」

「その通りだ。もちろんアインズ・ウール・ゴウン憎しで攻撃してくる連中も多いだろう。加えてお祭り騒ぎということで何も考えず参加するものもいるだろう。だが、相手はイベントと判っていたとしても負けることを前提で乗ってこないだろう」

「罠があれば食い破る。漁夫の利を狙う。そんな連中が必ずいるということですね」

「そういうコトだ」


 しかし、その思考はけして敵だけではない。イベントが決まって若干後悔しているのは、ギルメンやギルドの損害に目を向けているモモンガと良識派を自称するたっち・みーぐらいだった。なんだかんだと最強のDQNギルドと呼ばれるアインズ・ウール・ゴウンのメンバーは、戦闘職のみならず生産職にいたるまで一癖も二癖も有る連中ばかりなのだ。


 そんな中、ちょうどログインしてきたぶくぶく茶釜が声をかける。


「おは~。ナザリック襲撃イベ告知がユグドラシル取引BBSのユーザーイベントに乗ったわよ。連休二日目の夜十時だって」

「主催は?」

「2ch連合」

「てっきりセラフあたりが音頭を取るとおもってたんだがな」

「あそこって今どのぐらいだっけ?」

「二千近いはずだが、どうせ集まっても四・五百だろ」

「じゃあ、一般が集まって下手すると千近い数の襲撃になるか?」


 四十一人のアインズ・ウール・ゴウンに対して千人のプレイヤーが襲撃してくる。


 さすがに数の差を自覚してしまうと、いままでの浮かれた思考が一気に冷める。


「ぷにっと萌えさんの冗談が本当になりそうだな」


 先程、現状の戦力評価で軍師であるぷにっと萌えは千のプレイヤーまで大丈夫といっていた。もちろん全くの根拠のない数字ではなく、どのブロックで何名を落とすと辛口評価を積み重ねた末での予測値だった。だが、やはりギルドメンバーの二十倍以上の敵と相対するというのは、想像するだけでもなかなか感じるものがある。


「どうします?」

「どうもこうも殺るだけだろ?」

「そそ。最悪はワールドアイテムを持ち出して、撃退してやろうよ」

「敵がばらけたところを、各個撃破ってどうよ?」


 一瞬弱気になったモモンガだが、周りはそんなこと問題じゃないとばかりに明るい意見が続く。そして雑談を続けていくうちに、本当に千のプレイヤーが来ても簡単に撃退できる。そんな風に感じるようになったのだった。


******



連休二日目 夜九時五十分


 アインズ・ウール・ゴウン殲滅作戦と名打ったユーザーイベントが開催される一時間前。


 ユグドラシルの辺境には続々とプレイヤーが集まってきていた。少人数でこんなところに来ようものなら、モンスターの群れに囲まれるのが必定。加えべ、悪名高いとはいえ、一ギルドを多人数で襲撃しようというものだ。眉をしかめるだけでなく、妨害をしてくるような存在も予想された。そのため余力のあるプレイヤーが周りのモンスターを殲滅とあわせて監視を行い、集合場所の安全は確保していた。


 最初こそまばらだったプレイヤーの数は、集合時間一時間前で百を超えた。そして三十分前には六百。そして十分前では九百を超えるプレイヤーが集まったのだった。


 そんな中、集団から一人離れ、一段高い岩の上に立った男性のプレイヤーが、拡声のマジックアイテムを利用しながら声をかける


「みなさんこんばんわ。今回主催として呼びかけを行った2ch連合のモナーNo12です。よろしくおねがいします」


 今回、ユーザーイベントの主催でBBSに書き込みを行ったプレイヤーが挨拶をはじめる。参加者も歓声とともに迎える。


「正直こんなに人が集まるとはおもっていませんでした。よって、細かい戦闘の指揮はとれません!」


 主催の投げっぱなしなスピーチに、周りは困惑というよりも、軽いヤジが飛ぶ。まあ、実際のところ1ギルド百人制限がある以上、それ以上の統制を取るのは無理がある。


「そこで、野良で参加した人もおおいので、パーティー作成を行います。あぶれないように組んで、組み終わり次第、襲撃といきたいとおもいます」


 その声に従いに、野良のイベント好きプレイヤーがあつまり、和気あいあいとパーティーを組みはじめる。主催はそれをみながら、簡単な注意事項を述べていく。


「威力偵察を事前に行いました。判明した罠などの情報はイベント告知BBSに追記しました。見てない人は一度確認してください。最初はできるだけ2ch連合のメンバーのスカウトスキル持ちが先行しますが、ハグレる、先行する、罠にはまるなど本隊と分離される可能性があるので、できるだけスカウトスキル持ちを、パーティー毎に一人は調整してくださ~い」


 もともとギルド単位で参加していたもの達はパーティー設定などをすぐにはじめる。イベント目的で参加した少人数も、主催の声を聴きながら、周りに居合わせたメンバーとパーティーを組み始める。


「今回の襲撃は、死して屍拾うものなし。デスペナ、アイテムロストしても主催は補填しません。しかし、アインズ・ウール・ゴウンは複数のワールドアイテムを保持しているのは有名な話。誰がどんなアイテムを入手したとしても、入手した人に権利があります。OK?」


 投げっぱなし感はあるものの、補填なしの自己責任というのはこの手のイベントの常。参加者もそれがわかった上での装備で参加してきている。しかし、これだけのプレイヤーで襲撃するのだ。それだけでおこぼれが手に入るかもしれない。そんな淡い期待を持つプレイヤーも多い。その意味では参加プレイヤーの視点でからすれば、アインズ・ウール・ゴウンはこれから蹂躙される哀れなギルドに見えているのだろう。


「では時間になったので、移動開始しましょう!」


 一通りの説明を終えた主催は、掛け声とともに移動を開始するのだった。



******


ナザリック九層 円卓の部屋


 ギルドメンバーもこの日ばかりはと、昼過ぎから全員集まり、先程まで交代で夕食やナノマシンの補充などを行い準備万端とモニターに目を向けている。


 0-1とナンバリングされたモニターには、ぎりぎり視界が通る範囲ですでに二百を超えるプレイヤーが確認できる。


「約千人のプレイヤーですか。まあ見た目はどうとでもできるけど、見た感じでは全員レベル百。装備は一枚落ちという感じか? 最悪死亡でロスることを想定しているな」

「見るからに異形種はいないようだな」

「装備の傾向から、近距離多めといったところか」


 ギルメンは見える範囲で情報を拾い上げながら分析を行う。


 そんな中、隅っこでモモンガはぶくぶく茶釜に演技指導を受けていた。


「そうそう。最後のセリフの前に両腕をバサっと広げる」

「こうですか?」

「動きが遅い。袖とマントがそれこそ翻るぐらい。最悪翻って形が崩れても、リアルじゃないから補正が入ってゆっくり元にもどるから大丈夫」

「こう?」


 モモンガは左手にはギルド武器・スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを持ち、右手は無手だが骸骨の手で、今にも襲いかかるような感じに開いた状態で、バサッを長い袖とマントが翻る。それこそ、映画のワンシーンのように大きく広がる漆黒のマントは、見るものの目を引きつける。


「そうそう。あと、モモンガさんの地声はいい声だけど、親しみやすさがにじみ出てるから、意識的に一オクターブ下げて腹の底から声を出すようにしてみよう」

「よくぞきた」

「そうそう。もうちょっとゆっくり」

「よくぞきた。愚かなる者共よ」

「いいよいいよ~。今この時、モモンガさんはナザリックの支配者。異形種の楽園の王。そんな楽園に攻め入る敵は蛮族共。私達の積み上げた財を狙い、安念を奪い去る愚か者たち」


 ぶくぶく茶釜はまるで洗脳でもするように、モモンガの意識に魔王の姿を刷り込んでいく。最初こそ恥ずかしがっていたが、今ではぶくぶく茶釜に言われるまま、自分はナザリックの絶対支配者であり、異形の魔王であると思いこんでいる。

 

 さすが緊張する新人の面倒を何度も見てきたベテラン声優。ぶくぶく茶釜ならではの手腕といえるだろう。


「姉ちゃん。時間だよ」

「おk。さあモモンガさん いってみよう」

「ふむ」


ーーこうしてナザリックの支配者。魔王モモンガは生まれたのだ。


 モニターの前にモモンガが立つと、そこには無粋にも千人のプレイヤーがナザリックの表層部分に到達していた。


ーーモモンガの眼の前で、三・二・一とカウントダウンがはじまる。


 ナザリック表層の上空に、巨大な影が浮かび上がる。影は次第に濃くなり、豪奢な漆黒のローブに身を包まれた骸骨の姿、オーバーロードが形作られた。


「己が正義を信じて止まぬ者達よ。我ら異形種の楽園へようこそ」 


 演出。


 この場に集まったプレイヤーたちは、上空を見上げている。もちろん怨恨から参加を決めた者達は別だが、ある種のイベントとして参加したプレイヤー達にとって、モモンガのソレは、場を盛り上げる最良のスパイスであった。


「卿ら、己の一生がすべて定められている」


艶と絶対強者という自負からくる覇気を兼ね備えた声が響き渡る。


「勝者は勝者に。敗者は敗者に。そうなるべくして生まれ、どのような経緯を辿ろうとその結末へと帰結する。これが世界の定めである」


 ナザリックの表層にいる千人の襲撃者。ナザリック各層のNPC達。ナザリック九層の円卓の間にいるギルメン達。全ての物が聞き入っている。


「ならばどのような努力も、どのような怠惰も、祈りも罪も等しく意味は無い。今一片の罪咎ない者達が奪われ踏み躙られるのは、世の必然なのだから」


 仕草、不穏なセリフ、そして演出はまるで勇者達の軍勢を待ち構える魔王そのものであった。


「愚かしく奪われ、踏み躙られる傲慢な敗北者たちよ」


 いやがおうにも、襲撃に参加したプレイヤーたちの心の底から熱い何かが湧き上がる。お前たちは敗北者であり、生まれ変わろうとも変わらない。常に蹂躙されるだけの存在であると目の前の魔王は言っているのだ。


 このセリフに映画やドラマのワンシーンを想起し興奮する者。演出とわかっていても罵倒され怒りを貯めるもの。感じ方は様々。しかし一応に言えるのはこれから何か起こる。そんな期待であった。


「ゆえに祝福しよう。我らの贄となれ。AMEN!」


 魔王が両手を大きく広げマントがバサリを広がる。


 同時にまるで空に溶け込むように魔王の姿が消えると同時に、ナザリック表層のほぼ全域で地鳴りが発生する。低レベルではあるが、ありとあらゆるアンデットが一斉に地面を掘り返し現れたのだ。


 そしてプレイヤーが立っていた場所は、足元から這い出し、足を掴むなど、まるでパニック映画のような状況になった。


 襲撃してきたプレイヤーの多くのレベルは百である。今襲ってアンデットの群れは三十以下ばかり。即座とはいわないが、十分に余裕をもって殲滅できるだろう。しかしモモンガによる演説の後、虚をつくような突然の戦闘開始、加えて表層を埋め尽くすような数は、冷静さを失わせるには十分だった。


 しかしレベル差はいかんともしがたいもの。時間経過と共に、相手が雑魚とわかると徐々にたて直し、最後の一体はそれこそ余裕をもって殲滅されるのだった。


 誰もが達成感を得て次の第一階層に向かっていくが、一部のものは気がついていた。貴重な回復アイテムやMPを少々とはいえ、雑魚相手に浪費してしまったことを。それが後半どんなふうに影響していくか、予想がつかないことを。


******


ナザリック九層 円卓の部屋


「一層と二層のトラップで二百五十人か」

「ほとんど第二層のトラップだけどね、第一層は事前の威力偵察でバレバレ、若干の間抜けが死んだぐらい。それでも予定より多く仕留めているが、まだ七百五十いるからな」

「三層のシャルティアのところまでに、どれだけ削れるか」


 ナザリック防衛戦開始から約一時間。


 ナザリックの第一層から第三層はダンジョン型のフロアである。ユグドラシルにはフレンドリファイアがないとはいえ、スペースの関係上同時に戦闘できる人数に制限があるフロアは、罠の効率は高い。その地の利を最大に活かした形で、第二層までで二百五十人のプレイヤーを無力化、または死亡に追い込むことができた。


 しかしすでにプレイヤー達は第三層の攻略に取り掛かっている。


「うほっ。ブラックカプセルが女性プレイヤーで溢れとる」

「うむ。阿鼻叫喚の地獄絵図ですな。他とは別の意味で」


 るし★ふぁーは、自分がよく手入れしている通称ブラックカプセルの状況を見ているようだ。言うなればデバフの嵐の中、スリップダメージが延々と続くというものだが、見た目はゴキ○リの大群に体を貪り食われるという光景が映し出されている。


 現状、ナザリックにおいて罠などの消費ははげしいものの、あくまで想定の範囲内。


 しかし楽観的に見ていられるのはそこまでだった。


「おい。表層にまた新しいプレイヤーがあらわれたぞ」

「どこのギルドだ?」


 ナザリック表層を映すモニターに表示されたプレイヤーは、一人二人ではない。


「二百は軽く超えてるな」

「まだまだふえるぞ」

「先頭にいるやつら……セラフの連中だ。しかもガチ装備」

「右翼は傭兵魔法職ギルドか」

「鷹の団に薔薇、戦争ギルドまでご参加かよ」


 ギルメンが、外装の特長や各種サーチの結果から所属を暴いていく。しかし問題は


「追加で五百。総勢千五百か」


 侵入者の数をギルドマスター権限で見ていたモモンガが当初予想を超える数字を口にするのだった。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る