第110話【けーさつでぶ妖精と捕まった人々】
ぷんすかでぶ妖精に連れられ軍帽の様な帽子を被ったでぶ妖精型の建物に通されるハック達
「ぷんすか!!けーさつさーん、変なの捕まえたよー」
「にょおおおお!!またぁあああ!?」
建物と同じ帽子を被ったでぶ妖精が悲鳴を上げる。
「変な奴一杯でもう牢屋に入らないにょおおおおおおお!!!」
「なんだとぉおおおおおおおおおお!!?」
「何だ割と対応出来ているんだなぁ・・・」
ハックが感心する。
「もうこっちは如何にもならないにょおおおお!!!助けてええええ!!!」
「うーん・・・とりあえず探知魔法で一旦探ってみるか」
ヴェンデスは意識を集中して探知を行い周囲の人間の数を把握してみた。
「・・・・・」
「如何ですかヴェンデスさん」
「多いな、100人は軽く超えるぞ・・・」
「一体何でそんなに大勢来てるんだ・・・」
「ちょっと・・・捕まえた連中に何か尋問とかしてみたの?」
「話聞いたけど支離滅裂で意味が分かんないにょおおおおお!!!」
「うーん?ちょっと一回話させてみて、もしかしたら分かるかもしれない」
「調書書いたからそれみるにょー!!」
そう言ってけーさつでぶ妖精は調書を渡した。
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事情聴取〇月×日
事情聴取したけーさつでぶ妖精記
でぶ妖精は人類に害をなすので捕獲する
でぶ妖精は世界にとって悪疫なので捕獲する
でぶ妖精は魔王の手下で有る事は確定的に明らかなので捕獲する
でぶ妖精八十八か所を占拠する足掛かりにおでぶポリスを制圧する
生活に困っていたので
SLKFに汁粉を捧げる事で世界が平和になる
良く分からないけどノリで来ました
――――――――――――――――――――――――――
「・・・本当に意味が分からないな、特に後ろの三つ
SLKFに洗脳されている奴居るじゃないか」
「一体如何すればいいにょおおおお!!えーん!!」
けーさつでぶ妖精は泣き出してしまった。
ヾ(・ω・*)なでなでと撫でるハック。
「このままじゃ不味い、何としてでもコイツ等を何とかしないと・・・」
「・・・こんなに大勢自然に来る訳が無い、何処かにリーダーがいる筈だ
そいつを何とかすれば道は見えるかもしれない・・・」
「・・・一旦探しに行こうか、依頼でぶ妖精はここで待ってて」
「ぷんすか!!頼むよー!!」
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