196日目
「…しかし、相手はこれ、リオナさんって分かっているんですかね?」森に向かう途中、ルメラがそう訊いてきた。現在、森に向かっているのは俺、ルメラ、リオナの三人だ。ヒメヨはあくまで魔王の居場所がわからない限り同行しないといってついてこなかったのだ。「そりゃあ…分かってやっているんじゃないか?」「それじゃ、あの人…リオナさんに会ってどういう態度をとるんですか?あの人は私やナナシさんを危険な目に合わせたんですよ?」ルメラはやはりホミアのことを許せないらしい。まぁ、その環状は最もではあると思うが。「…ナナシ。とりあえず、まず私がホミアと接触する」リオナの提案に俺も同意した。なんとなく不安はあったのだが…
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