183日目
「…ナナシ」未だに魔王の居所がわからなかったある日、リオナがなぜか少し恥ずかしそうに俺に話しかけてきた。「その…これ、どう思う?」そう言って、リオナは俺に自身のスマホを見せてくる。見ると、そこには少し恥ずかしそうにしているリオナが写っていた。「…その…魔王とおなじことをすれば、魔王も興味を持ってくれるんじゃないかと思ったんだが…どうだ?」…言われてみるとたしかにそうだ。俺にはできないが、これなら、確かに魔王が興味を持って接触してくるかもしれない。「リオナ!これ、もっと撮ってくれないか?」俺がそう言うとリオナは少し恥ずかしそうに小さく頷いたのだった。
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