142日目

「そんな…じゃあ、協力してくれないっていうのか?」宿屋に戻ると、信じられないという顔でリオナはそう言った。実際、俺も想定外の事態だったので、正直、こんな報告をしたくはなかった。「…とにかく、明日、もう一度、ジョンズのところへ行ってみるよ…いや、そんなことを言っている場合じゃない。とにかく、ジョンズが俺達に協力してくれると言ってくれるまで、俺、とにかく、ジョンズの家に行くよ」「ナナシ…そうだな…すまないが、そうしてくれ」そう言うと、リオナは眠ったままのルメラの頬を撫でる。「…段々、反応が薄くなってきているんだ。このままだと、ルメラは…」どうやら、俺達にはあまり時間がないようだ…

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