111日目
「まったく…私達が来なかったらアナタも死んでたんですよ!?」怒りながらも、ルメラは涙を流していた。リオナも安心した顔で俺のことを見ている。足音の主は…ルメラとリオナだった。集会所で話を聞き、俺を探しに来たらしい。「しかし…ホミアは本当にその…死んだのか?」信じられないという顔でそういうリオナ。俺は頷いた。「…トラブルメーカーでしたけど、死ぬというのはちょっと可愛そうですね」「だけど、スマホを壊されただけなのだろう?死んだのは確認したのか?」言われてみると確かにそうだ。どう見ても死んだように見えたが、もしかしたら…俺たちはとりあえず、ホミアの遺体があると思われる場所を目指すことにした。
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