短い文を書く

フクロウナギ

1 能力者の日常

彼女はドアを開け、部屋の電気をつけた

そして、コンビニで買った弁当を机に置いた

弁当の包装を剥き、くしゃくしゃに丸めて捨て


彼女は一瞬で弁当を暖めた


人間には、一人一つずつ特殊能力がある

自分の能力が一生分からないままの人もいるが

その多くは彼女のように成人までにはそれが使えるようになる


特殊能力の使い方は人それぞれだ

彼女のように日常生活で補助的に使う人もいる

自分の職業に生かす人もいる

正義感を満たすために使う人もいる


そして


「いつもより、入浴時間が長いな」

「ふふ、今日も良いものを見させてもらった」


もちろん、私のように悪用する人もいる

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