第36話 会社のルール

 ハンコは上司に向かって傾ける…

 そんなサラリーマンマナーを聞いたことがあるだろうか?

 私が勤めた会社には、そこまでの風土は無かったが、あるところにはあるのだと思う。

 正直、どうでもいい…

 仮に、サラリーマン時代に、こう捺せなどと指示されても、守らなかったと思う。


 マナーと常識は少し違うと思う。

 マナーは他人を不愉快にさせなければいいと思うし、常識は一般的なモラルを持っていれば問題ない。


 ハンコを真っ直ぐ捺したら非常識なのだろうか?

 マナーがなってないのだろうか?


 僕なら、傾けて捺す方が嫌な気分になる。

「お願いします」の意だとも、敬意だとも言われるが…

 こんなことで何を学び…何の役に立つのか?


 サラリーマンの集団という中で、いかほど浸透しているマナーなのだろうか。

 なんだか…空しく馬鹿げてると今は思える。

 サラリーマン時代になら、従ったのかな?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る