第14話 飛行機雲が寂しい
空を見上げると飛行機雲。
昔はアレに乗っていて…空から下を見ていた。
空の景色は好きだった。
海の広さを知り、空という自由を感じる。
虹は丸く…見下ろす地上は別の世界のようだった…
今は見上げるだけの空
小さな飛行機の窓から、私の姿など見えないほど高みにある世界
2度と飛べぬような気持ちになる。
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