第43話 あたしの先輩の尊顔がガードされて
「先輩は占い信じます?」
スマホの占いアプリを見ながら読書中の先輩に訊く。
「信じている顔に見えるか?」
「それであたしの今日のラッキーアイテムが眼鏡なんですよ」
先輩の先制ガードを華麗にスルーして話を進める。
「ちょっとだけ貸してもらっても……」
狙いは眼鏡なし先輩の尊顔。お見舞い以来のあのレア顔を……って先輩が手ずからあたしに眼鏡をかけて!?
「どうだ?」
ぐはっ! キツい度で先輩の尊顔がガードされて見えない!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます