第4話 月
月は 願いを吸い上げる
そして 穏やかな光で答える
月は ゴミを吸い上げて
それを 光に変える
月が 悶えてる
生み出すために
月は 苦しむことを 喜んでいる
人は 迷惑そうな顔をする
それは 私の胸を苦しめる
だから 吐き出せない
だから その 願いのもとも
綺麗に 消していきたい
でも 汚れが どこからともなく沸いて
私の 心を覆い尽くすから
私は 泣かなければいけない
沢山 沢山 泣いて
痛みを 流さなければいけない
でも 月には 素直になれる
苦しむことを 受け入れ
生み出すことを 喜んでいるから
私は 月には 素直になれる
月は どこまでも 優しく強いから
月には 安心して
負を 放つことができる
月には 母性がある
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