最✿なるエフェクトエイト

いきおいで書き殴ったものです。


魔法使いの国が魔法的な何かで滅び、主人公兄弟は少しのアフターホロコースト旅をした後、隣の国へたどり着いてギルドに登録、しかし最弱であった。

広い国土をまたぐ旅の途中で主人公は未知の病気にかかって弱り、治療の為に大金を稼がなければならない。

主人公の召喚術で契約と称して手頃な冒険者を捕まえ、仲間という名の召喚獣にするが、捕まえられる力量の関係で出会う仲間達も最弱であった。

しかし全員とてつもない変態であった。

ある日、最強の魔力を得る九つの妙薬と魔力に限らず強い力を持つ者が持てば最強になれる杖が宝として隠されたという噂を聞いた主人公達は、噂の特徴を基に調査を始めるが、主人公が特徴と一致する症状を表し、魔力の一つを得ていた事が判明するが、どうやら魔力の種類が合わないようで、主人公は弱るばかりだった。

仲間(召喚獣)集めはもはや九つの魔力罹患者集めと化し、冒険は続くが、主人公の兄が世の倫理に疑問を抱いて闇落ちしかけたりそれすらぶち壊すキチガイが現れたりする。

実は九つの魔力は太古の昔にエイリアンがもたらした地球において弱い細菌で、罹患者の電気信号などの生命力を吸いながら進化していき、罹患者の願いに応じて能力を与えるというものに変わっていったようだった。

しかし感染拡大するどころが減少と僅かな増幅を繰り返すばかりで細々と続いてきたそれは、効果を見出だした人々に保存され、奪い合いの渦中に放り込まれながら、それまで罹患した人々の願いの中で最も強かったものが効果として発現し、丁重に保存された九種類が九つの魔力の正体だった。

生き返って欲しい、世界が終われば良い、不幸になれ、死ね、時間が巻き戻って欲しい、世界が平和でありますように、世界中の皆が幸福でありますように、すべての人間が全裸になればいいのに等々、それぞれ強い願いを持つ九つの魔力に罹患した者を集める主人公達だが、幸か不幸か魔力の願いと本懐が合わず、力を発揮できていない罹患者がほとんどであった。

なぜなら、発症に至るまで細菌を強く生かす事が出来るのは、独自の強い意思を持っている者に限る為、魔力の願いに流されるようなふわふわした意思ではそもそも発症しないのだ。

そして最終目標は杖となる。


魔法使いの国の国民は基本的に名字が無く、魔法少女的な名前。


貴族など由緒正しく地位の高い人は現代的な装備(というかそれこそが貴族の象徴)を持ち、謎の多い先史について知っている。


先史は現代の地球。

東京タワーとかが遺跡として残ってる。


主人公の召喚術には契約対象をミニキャラ人形にする機能がある。


主人公の兄は暗い過去があり、その当時を主人公を育てながら過ごした。

その過去において一番暗い瞬間を、主人公は人生最古の記憶として覚えている。


ちなみにタイトルのエイトは主人公パーティーの人数。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る