最弱なるエフェクターズ

エフェクト程度にしか魔法を使えない術師、見た目と効果音だけで威力はいまいちな物理職、そんな最弱達が集って出来たそのパーティーは「エフェクターズ」と呼ばれていた。

知力も魔力も戦闘力も無い彼らであったが、「類は友を呼ぶ」と言うべきか、そのパーティーの全員がとてつもない変態であったのだ。

動物や虫や魚、あらゆる生物の交尾を観察する事を生き甲斐とする僧侶、とある体の一部にとてつもない執着を見せる呪術師、ノータッチを極めしロリコン紳士の召喚師、顔、人格、仕草を完全コピーする再現の狂人魔術師、どうあがいても性別不明の露出狂踊り子ダンサー、そして、彼らエフェクターズを影ながら見守る、パーティーの一員に恋する最強のヤンデレストーカー騎士。


果たして、彼らは名を上げる事が出来るのか!?

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