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「鉄血皇帝」と呼ばれる程に、軍を尊びし余。

しかし、今はか弱き乙女の視線に、決断を躊躇する始末。

……切なる平和への祈り、誰が無下に出来ようか！

---2

頬を赤く染めた、青き髪の乙女。

ああ、私は最強と誉れ高き黒騎士として、彼女を護ってみせる！

……彼女の夫として、な！

---3

姫様に忠誠を誓い、その身を守護する存在。

忠誠と想いでもって、命を懸けて護りきる。

---4

陽光眩しい真夏の海にて。

彼女は際どい水着に、顔を真っ赤にしていた。

しばらく海水浴を楽しんだ後。

彼女はふいに、砂場で、故郷の話をする。

僕は彼女をマッサージしながら、その話を聞いた。

そうだ。

彼女はそこのお姫様のような存在だったんだ。

今は「僕のお姫様」だけど。

---5

我が姫様への愛は尽きぬ！

姫様より、誓いの口づけをしていただいたあの日より！

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