014~018 交わる
014-♧04
学校帰り、ある家の前を通ると臭かった。
そこを通り過ぎて、小さな川を渡ると家が見えてくる。
マンションに着き、周りを見渡すとまだアイツはいないようだ。
だから自分の部屋に戻ったら、宿題もせず寝よう。
どうせ夜は寝れないのだから、今のうちに寝て夜中に宿題をするのがいいと思う。
マンションの前に人影が、、、
誰かと思えば、生徒指導の熱い先生だった。
朝のやりとりは冗談かと思ってたのに、、、
マジかよ、、、
『来てやったぞ!で、うるさいのはどこだ?』
夏至の少し前だから、今はこの時間でもまだ明るい。
「まだ来てません」
「アイツは暗くなってからしか、現れません」
『分かった』
それだけ言うと、先生はどこかに走り去っていった。
どっかで時間潰してくるのか学校に戻ったのか分からないが、あの先生を相手にするのは疲れるからホッとした。
無駄に熱いし、バカだし、熱いし、、、
とにかく眠いから、寝よう。
おやすみ、、、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます