第14話 ハロウィンパーティー

 夕方、学校から帰宅した私が愛犬のベスを散歩させて居ると、私はおじいさんに声を掛けられたのだ。私はそのおじいさんが私の高校の文化祭に訪れ、私のクラスの劇で有る『アルプスの少女ハイジ』を観たと言う話を知らされた。


 其処そこでそのおじいさんにダメ元で、ハロウィンパーティーの会場を探して居る件を伝えたのだ。するとおじいさんは少し考えた後、私に向かってこう答えた。

「実はな… 先日、我が家のヨーゼフが旅立ったんだよ」


 この言葉を聴いた私は、おじいさんにこうたずねてみた。

「もしかして、セントバーナード犬を飼われてたんですか?」


 こう私がおじいさんにたずねると、おじいさんは私にこう答えた。

「そうじゃ。ヨーゼフと言う名前のセントバーナード犬じゃ」


 そして更におじいさんがこう話を続けた。

「わたしはドックラン用の別荘を所有している。良ければ一緒に、そこでハロウィンパーティーをしても良いぞ!」


 私は最初、おじいさんに悪い事を聴いてしまったと思った。しかし、おじいさんからハロウィンパーティーの申し出を受け、お願いする事にしたのであった。


つづく…

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