第48話
「ン…、ふゥ~…」
軽い鼻息が漏れて、ボクの頬を撫でていった。
「クリス…、苦しい……!?」
なるべく体重を掛けないように気を配った。
「うッうン……」クリスは小さく首を振った。
「ゴッ、ゴメンね……
ボク…、初めてで……」
キスをするのも、彼女と抱き合うのも全部、初体験だ。
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